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ピンチをチャンスに変える!サロン経営ビジネスマインド

    
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ピンチをチャンスに変える!サロン経営ビジネスマインド

今日は。パチコスキー真由美です。

サロン経営だけに伴わず、経営にはいつも変化が付きまといます。

ピンチ!と思うようなことが起きて、軌道修正をしなければならない時もありますね。

実はそれは普通なのです(笑)。

経営とは生き物ですからいつも同じではありません。

私は経営8年でもいまだにこんなピンチがやってきました(笑)。

私はちょっとへこんでも、こういうピンチが来るときは次の章へ進む前に起きることが多い。

気持ちを切り替えて、解決策、またはそれ以上の今までになかった新しいことが達成できたりします。

今日はピンチ!と思っているあなたに私の実際の例を記事にして自分にも応用してほしいと思います。

 

2015年の秋に今使っている化粧品のラインが大幅値上げでびっくり!

 

私がほれ込んで使い、20世紀から21世紀にかけて、コスメ業界で世界でもトップクラス、または本当にトップではないかと思う人。

そのひとの化粧品のなかで私がよく使っているものが特に2倍の値段に跳ね上がってしまいました。

そうすると、お客様にも今までのプロダクトがかなり値上がりしてしまう。

他の物、特にオフィスで使うものも結構値上がりしてしまいました。

でも、値上がりするごとに私のビジネスも値段変更はしたくない。

という事で私の中では解決策を考えていくように進んでいきました。

 

1:化粧品の価格変更があるので2015年のクリスマスパッケージで春まで持つようなプロダクト販売をした

 

不安にさせるのではなく、期限を用意して解決策に走る!

 

「値段が2016年から変わり、だいぶ変化するのでこれが最後のチャンスです!」

常連のお客様にそれぞれに必要なカスタマイズしたパッケージを作り、提案しました。

ほとんどの人がそれに応じてくれ、春まで持つようなプロダクトのパッケージを作ったのです。

パッケージの作り方はこの記事を参考にしてください。

エステサロンでクリスマスなどを利用して化粧品パッケージをお勧めしよう!

 

これでまず春までに次の方向性が提示できればいいという期限を作りました。

 

2:化粧品を販売するが、今までとは違う考え方を取り入れる

 

1:期限を春までと決めたので、直ちにリサーチを開始した

 

  1. 他の会社の都合で自分のビジネスの価格変更をせざるを得ない状況にいるのは将来的にもよくない。
  2. 値段がまだ手ごろで値上がりしたとしてもそうびっくりしないだろうと思う会社を探す。
  3. この付近のサロンでそう使われていない会社。もし使われていても私は別の使い方を提案したりなどして自分のエステティシャンとしての付加価値を付け差別化する。

また今現在使っているプロダクトと一緒に使っても

  • 副作用、かぶれなどにつながる反応が起こりにくいこと
  • 健康志向でオーガニックにこだわるお客様が多いので、オーガニック系の化粧品会社にする
  • オーガニックは肌にいいとは限らないので成分に納得でき、サイズも大きかったり、お客様が使っても長持ちするなどお客様への負担をできるだけ減らせる化粧品

という点を基準にリサーチを始めました。

 

ほとんど即パス!の会社ばかりでしたが、一社この会社の製品はいけるかもしれないという会社を見つけます。

そして準備を進めていきました。

私が契約できる時期にはその会社の人とつながれず。

向こうが対応してくださるときには私の体調の事や日本に帰国のことがあったので日本の帰国後に契約となりました。

ちょうど5月頃でしたので、春にピッタリの時期でした。

 

2:リサーチしている間にもワクワクすることが起こりそうだとアピールすること

 

その間にもお客様にこれからの方向性やどんな新しいことが起こるのか楽しみにしていてくださいね。

というニュースレターをだしていて、お客様に近況を伝えていました。

アメリカでサロン経営などをしていたら、ニュースレターなどを出すようにしましょう。

読んで内容で結構フェイシャルにいらしたときなどに質問され、読まれていたり、心にとめられているのです。

どの会社でどんな風に書くのかなどはこの記事を参考にしてください。

アメリカでエステ経営しているのならニュースレター・メール配信は重要。

 

今までと違うものが入ってくる。

マンネリ化していたところに新しい刺激が生まれたように周りがエキサイトしてくれたのです。

 

3:購入した新しい化粧品を試してもらうために常連のお客様で試す

 

新しい化粧品が届いたら、それを小さい容器などに詰め替えて

  • 肌のタイプ
  • 化粧品が言われている用途と違うように使えないか別の使い方を試してもらう

これをするためにざっと10人くらいの人に送りました。

皆真剣にフィードバックをくださってうれしかったです。

勿論自分の肌でも試しました。

 

3:エステティシャンとしての差別化と付加価値をつける

 

今までには提案されなかった新しい化粧品の使い方を提案

 

例えば夜に使うマスクを付けて寝ていいような素材であれば、夜のクリームとして使ってもらったり。

アイクリームだけれどもそれだけではなくシミを浮かせることはできないか試してもらったり。

時間がかかるものもありますが、なぜその化粧品を別の使い方で使うのか。

どういうところを注意してフィードバックしてほしいのか。

そういうところをはっきりと伝えてサンプルを試してもらったのです。

 

お客様さまもワクワクして試してくれるという環境をつくる

 

そのうちに別の使い方がわかったり。

思っていた結果とは違って乾燥肌用ボディークレンザーを皮脂の多い肌の顔のクレンザーとして使えるとわかったり。

実験のようで楽しく、お客様の方も値段もお手頃だし、量も多いものを選んだので長持ちすると喜んでもらえました。

 

これが、私の付加価値の付け方です。

誰も今まで提案してくれなかった使い方。

真由美はやはりスキンケアのプロなのだ。その辺の人とは違う!

単に値上げではなくて自分たちのことを考えてくれている。

あなたの付加価値は何か考えてください。

 

4:こんな風にピンチがチャンスにかわっている!

 

日本に帰国してセミナーなどをしよう。

オンライン講座なども提供しようと考えて始めた新しい事業部門がこのブログなのですが。

今回の化粧品の大幅値上げで自分のこれからの経営を考え、軌道修正するよい機会となりました。

 

日本ではいろんな分野での免許制度が整っておらず、エステ界に限らずセラピストの地位や認識がまだアメリカに比べて低いように思います。

しかし、その反面。

独自の手法でアメリカにまだないものを考え出している人も多いことに気が付きました。

これは帰国した時にセミナーもしながら勉強もできるなと思い始めました。

アメリカにはなくて日本で今起こっていることを学んでくるというとお客様も益々ワクワクしています。

 

日本にだけでなく、将来的にはアメリカのエステ業界にも提供できるものがあるのでは?

 

日本の人には日本ではそう知らない情報を提供でき。

アメリカではアメリカでまだ知られていないことを紹介できます。

私はラッキーにも2つの文化のいいところを組み合わせたハイブリッドなフェイシャルやヒーリングができるようになるのでは?

そして今は日本に配信していても、そのうちアメリカのエステ業界に紹介できてワークショップなどができるのではないか。

考えていなかった新しい可能性がひらめいたのです。

これはまだ温めて、まず日本への事業展開をもうしばらくやってからアメリカだと思っています。

 

化粧品の高騰がなければここまで真剣に考えなかったり、後回しにしていたと思います。

しかし、タイミングよく日本に定期的に帰国すると決めたらピンチとして化粧品の高騰が起こり。

解決策を模索しているうちに実はチャンスに変えられるというありがたい経験だったのです!

 

最後に

 

あなたが今ピンチにいるのであれば、きちんとしたメンターにコンサルすれば必ず道が開けます。

まず、解決策、対応策を考えましょう。

次に繋げるまでの絆創膏的なものでも構いません。

お客様を不安にさせない、あなたはいつも最善策を考える人だと認識されると益々お客様も安心して信頼していただけます。

どうやって今の状況が好転できるのか考えてみてください。

経営はいつも進化するもの、生き物です。

変化に順応していける人が経営を継続できるのです。

 

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