賢者の選択。英語ベストセラーの翻訳を鵜呑みにするな!
こんにちは。パチコスキー真由美です。
最近、気になっていて、一度記事にしたいなと考えていることがありました。
英語のベストセラーの本の翻訳が日本にも全て当てはまるように勘違いしていること。
本に書かれていることに一喜一憂してしまうことです。
文化も違う国でベストセラーに今なっていること全てが今の日本・日本人に当てはまるわけではないのです。
特に、自己評価の低い日本人にはいらない ″自信を持っている人を叩くデータの本” があります。
” 自信を持っている人を叩くデータの本” はベストセラーでも、今の日本には当てはまりません。
まず、日本人の性質を把握しよう!
日本にいるときづきにくいこと。
日本人は精神的に抑圧されすぎています。
社会とか、目に見えない 「こうでなければならない」 マニュアルに縛られています。
その抑圧が年間自殺30000人を出してしまうという結果に。
理由が分からない自殺は100000人とも言われているようです。
謙虚=自己評価が低くすることと勘違いしている人がおおいんです。
自信を持つことが罪のように感じている人が多い印象をうけます。
アメリカ人の場合
私はアメリカの東海岸の田舎に住んでいます。
だから、これが全てのアメリカ人に当てはまるというわけではないのですが。
アメリカ人は褒めちぎられて育って、失敗してもほめられてきた貯金があります。
だから持ち直すのが早いです。
しかし、根拠のない、実力に伴わない自信を持って生意気になっている人も沢山います。
例えばこんな生徒さんがいました
アメリカのスキンケア学校で教鞭をとっていたとき。
この根拠のない自信で突っかかってくる生徒さんが何人かいました。
それに便乗する親御さんもいましたね。
例えば、私のクラスはどのテストでも皆平均点が90点台になるように教える。
というのが私の目標のうちのひとつでした。
簡単に、分かりやすく教えるには?
いろいろ工夫してました。
MS.P(私の学校でのあだ名)のクラスは何故点数がいいのか?
学校のほうからも聞かれたことがあります。
そうやって教えていると、90点台が当たり前になってきます。
だんだん生徒さんたちもズに乗ってきます。
あるテストのあと、ある生徒さんがこう文句を言ってきました。
私は学校でミス・ピーと呼ばれていました。
「MS.P。 私が100点取れなかったのはあなたのせいです!(私の教え方が悪い)」
といわれ、びっくりしたこともありましたし。
「これはテストに出るんですか?」
これをいつも聞く生徒さんも何人かいました。
そんなこと教えたら、テストになりませんね。
それを教えてもらうのが当たり前だと思っているようです。
どういう質問がテストに出るとわかって勉強すればだれでも高得点をとることができますよね。
ハードルの低い教育を受けてきていて、自分が頭がいいと勘違いしているのだな~。
と実感しました。
親身に対応して情けをかけてもわからないひとたち
スキンケア学校では卒業式で3つの賞の発表がありました。
1:成績一番のバル・ビクトリアン
2:クラスの推薦で決まるベスト・チームワークができた人
3:プロダクトを一番売ったベスト・セールス賞
きちんと結果を数字で出したり、クラスメイトからの人望がないと取れない賞です。
他のクラスで、卒業のときの成績発表のあと
「なぜ故自分の子供が何も賞をもらえなかったのか? 」
と怒って電話してきた親御さんがいたそうです。
はっきりいって、その生徒さんは健康やいろんな部分で問題があった人。
私のクラスにいたのですが、欠席が多く、授業についていけなくなりました。
成績も別によかったわけではありませんでした。
本当なら退学処分になってもいいようなところを私が学校に提案。
別のクラスに編入することでなんとか卒業できた生徒さんだったのです。
はっきり言うと助けてもらえてようやく卒業にこぎつけた人でした。
学校も彼女のために最善を尽くしたのです。
自分のことや自分の子供のことが、社会から見たら正当な評価をされているのに。
分からないんだな、と実感しました。
勿論素晴らしい生徒さんたちも多くいましたが、日本で育ってきた私にはびっくり!
カルチャーショックが特に最初の1年は大きかったです。
だから、自信のある人はよくないというデータの本が出回り始めた
私の経験談からも察していただけるように。
アメリカでは褒められてばかりで自分の反省をせず、他のせいにしてしまう。
自分でやった責任を転嫁して責任を取らない人間が出てきています。
自信を持つことが悪いのではないのです。
本当に頑張って淘汰される厳しい環境で培われた自信ではないのがおかしいのです。
経験に裏づけされていない根拠のない自信をもってしまっているんですね。
これは心の声から来る日本人がいう根拠のない自信とは違います。
日本人の根拠のない自信というのは、すぐに人格否定までされるようなしかり方をされている。
そんなことはないよとあなたの心が自分軸をぶれさせない為に湧き出てくる自信です。
日本人はある程度努力をもっとしているところがあるので自分の心の声を周りの声より信じることが大事。
それで失敗も糧にしてみて初めてそれぞれの個人に合った選択ができていきます。
ちょうど今頃ほめて育てるとか自分をほめるという事をようやく受け入れ始めている文化とは違うのです。
アメリカではもうほめまくって育てて、誰でも自分がなんでも一番素晴らしいと思い込んでいます。
そこで、自分の思ったようにならないと時には差別だとか言い始めてしまいます。
それが社会でも顕著になってきて。
自分の思ったようにならないと相手がおかしいと決め込んでしまう。
社会がおかしい、などという。
何でも訴訟問題になる国になったのです。
ですから、それを反省して根拠のない自信満々の人を叩くような本が今出てきているんです。
今のアメリカの現状には当てはまっているんですね。
でも、それを訳して=今の日本に当てはまるというわけではないんですよ。
日本はまだ20年くらい遅れているんです。
もともと世界から見て、日本人は自信のないかげの薄い民族
日本人ってこんな感じ
日本人で生意気!
と思うくらいが、アメリカでの普通です(笑)。
日本人は本当に恥ずかしがり屋。
自分の意見を言うのにも、相手や周りがどう思うのかいろいろ計算してしまうので結局いわない。
イコール、「静かでほとんど話さないのでどういうひとか分からない」
壁の花どころか、壁にどうかして、存在感がない人が海外に出ると多いです。
だから、自信がまだない状態のメンタリティーの日本人のひとが海外でも多いです。
褒めながらも、きちんと切磋琢磨させる環境に身をおいて自分の選択や行動に自信を持つ。
自信をもっている人の育ち方を学びましょう。
自信とは?
自信=自尊心だと思ってください。
自信=傲慢のレベルにまで日本人は全くいっていません。
自信=傲慢はアメリカには当てはまる人が多いと考えてください。
だから、自信を持って生きることを叩くような本を取り入れるメンタリティーにはまだまだ程遠いということです。
足し算、引き算を勉強したアトにいきなりXの方程式を学ばないのと同じです。
自分達のメンタルの現状をきちんと把握しましょう。
今の日本人に自信過剰を叩くような外国のデータを持ってくるのはまだ早いという事です。
アメリカの今の社会状況にあてはめたベストセラーで自分達を叩かないことです。
データ自体があっていないのです。
根拠のアル自信を持つには?今できる3つのこと
1:自分軸を持つ。
他人目線ではなく、自分で検証して自分で物事の見極めが出来るようになること。
自分に必要な選択が瞬時に出来るようになること。
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2: 高圧的なひと。あなたに命令口調で話す人と付き合わない。
こういう人はコントロールをしたい人に多く、自分に相手を服従させるので満足する人です。
ちょっとすると人格否定にもっていって、あなたが依存して言いなりになってくれるのを望んでいます。
そういう人にアドバイスを求めて、依存するような生活をしないこと。
自分軸を作る反対のことをしてしまう結果になります。
3: 減点方式の考え方を卒業し、褒められることに慣れていく。
あなたは、自分をいつも駄目だ駄目だと減点していませんか?
そのメンタリティーを繰り返してばかりいると。
「自分は駄目だ」と言う自己暗示をかけていることになります。
あなたの欠点を指摘してくれる人ばかりを探さないこと。
何か指摘をしてくれる人のその言葉の陰に本当の愛があるかどうかよく考えてください。
褒められたら、「嬉しいです! 有難うございます!」で会話を締めくくりましょう。
「え~。でも。」などといつも否定しないことです。
まとめ
自信=自尊心と思おう!
自信=傲慢は日本人には当てはまりにくい。
日本人はまず自分を認めることを練習する段階です。
自分をたたくことはもうやりすぎています。
外国のデータを基にした今のベストセラーの翻訳に飛びつかないこと。
今の日本人の現状には当てはまっていないことが多く、無駄に自分達を叩いている結果になってしまいます。
日本人はまず褒められ上手になること。
淘汰される環境で切磋琢磨し、実体験・経験に基づいた自尊心=自信をつけていきましょう。
どうやってその自信を身につけるのか。
簡単にできる3つのことをやっていくこと。
1:自分軸を作る。作り方がわからない人は5日間の無料メール講座がおすすめ。
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2:高圧的、他人をコントロールするのに満足するひとと付き合わない。
自分軸を作る反対のことをしてしまう。
3:YOU ARE ENOUGH.
減点方式の考え方から卒業し、褒められ上手になる。
欠点を指摘してくれる人を探さない。
褒められたら、素直に
「嬉しいです! 有難うございます!」会話を締めくくることです。