厳しい現実!アメリカ、スキンケア学校卒業後のエステ勉強はこう鍛えられた。

      2017/07/21

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今日は。パチコスキー真由美です。

スキンケア学校に入学して勉強を続けながら弟子入りをし、卒業後そのまま弟子入り先に勤めました。

入学した時から今までのことはこちらの記事から。

アメリカエステのスキンケア学校で学んだ実体験:入学するまで

アメリカスキンケア学校入学後、エステ勉強から弟子になるところを見つけるまで

 

私はすでに美容師もしていたし、業界のことも接客もわかっていたつもりでした。

例えばエステ業界はきちんと顧客を付けてやっていく事で自分のお給料につながる。

 

歩合制とは?

 

歩合制ですと時給ではなくやった仕事の50%くらいが支払われるのが普通。

勿論他の%もありますし、時給の固定給プラス少しの%という場合もあります。

自分が仕事をすればするほどお給料が増える仕組みです。

ですから雇われていてもどうやって自分の顧客を増やすのか常に考えないといけません。

お客様がいなければお給料も少ないからです。

それには起業家のマインドがいる。

それはわかっていたつもりでした。

 

自分がエステティシャンとして全く低レベルであるという現実を知る

 

弟子入りしていたところのエステティシャンのEさんはヨーロッパ出身。

ほとんど無表情で笑うことが少ない方。

意地悪ではありませんが、威厳がありました。

それだけでなく、腕もよかった!

 

同じ値段で12歳年上のベテラン凄腕のエステティシャンと新人の私どちらを?

 

そんな中で同じ値段で私にフェイシャルをしてほしいという人はそういません。

今までのEさんのお得意さんは勿論Eさんの方がよい。

わたしより12年前に生まれているから勿論先に経験を積んでいる。

腕が良いエステティシャンと学校卒業したての新人の私です。

当たり前ですね。

その中でも優しい人は時々私がやってもいいという感じの方もいました。

まずは皆さんの足のリフレクソロジーのマッサージを任されて担当。

徐々にクレンジングやパックをとるところをやらせてもらい、Eさんがこの人は慣れてきてOKかな?

と思う人を振ってくれて何とか仕事をもらっているという感じでした。

 

シビアな現実を突きつけられる

 

その中でも時には露骨に嫌だ、Eさんがいいという人がいたり。

私が勧めた化粧品でかぶれたから(はっきり言うとこれはケチ付けだと思います)Eさんに化粧品を選び直してほしい。

その化粧品がたとえEさん経由ですすめられて私が販売していた場合にもです。

だから、何とか問題にして私にフェイシャルを回されないようにしているのだなと思えた人たちもいました。

これはとてもつらかったです。

 

あるとき男性のお客様のフェイシャルはEさん、足のリフレクソロジーは私で担当した時の事。

 

真由美の足のマッサージはどうだったか?というEさんの質問にその男性に

I did not feel a thing.(何にも感じなかった)

という感想もいただきました。

 

最初は現実を受け止められないので意地悪だと決めつけて怒ったりもしました。

でも、現実は意地悪というより、自分の技術が足りていない。

このことを自分で認めなければならないというのは本当に悔しく、つらかったです

同じお金を払うのなら、プロで結果を出せる人に払いたいという消費者の正直な意見です。

 

それがわかるだけにまたなおさら辛くて練習、練習の日々でした。

泣きたくなっても仕方がないこと。

泣いたって腕が上がるわけではありません。

そんなことに時間を費やすより練習に練習を重ねる。

これしかないと思いました。

 

技術で足りていない分は他で補い、足手まといにならないよう工夫する

 

そのほかに技術で足りない分を埋めるために、予約の1時間前には仕事に来てすべての用意をするは当たり前。

シーツやタオルを洗うのはEさんが自宅に持って帰っていたのを私が担当すると決めて雑用はなるだけ私がこなしました。

Eさんも私にお客様をどうにかして回そうといろいろ気を使ってくださっていたのはわかりました。

だから私が成長すればいいことだ。

経験の年月の差は変えられませんが、私にも私の良さがあるはず。

12年先に生まれて勉強できていれば腕もよいのが当たり前。

そんなことで自分をダメだとは思うまいと考え直したのです。

 

化粧品の販売についての考え方:いらないものを売りつけているのではない

 

化粧品の販売でも学びがありました。

日本ではいらないものを買わせるというイメージがを持つ方も多いようですが、それは違います。

アメリカではスキンケアというものを全くやってこなかった人が多い。

牛乳石鹸のようなもので顔を洗うだけで40代まで来ている人にはフェイシャルだけでは肌の状況を改善するのがかなり難しい場合があります。

キャロル先生はこんな風におっしゃっていました。

 

化粧品が必要であればプロが売るべき。

売るという事を拒んでいたら、お客様は自分の素人判断で薬局などに行って化粧品を購入する。

化粧品は誰でもどこかで買っているもの。

あなたから買わなくても必ずどこかで買っている。

だったらあなたから買ってもらえるようになること。

あ、真実だなと思いました。

学校にいた時は結構できているつもりでしたが仕事を始めて新人である自分の未熟さを味わうことになります。

 

化粧品を勧められない未熟な自分にキャロル先生とのマンツーマンの訓練が待ち受けていた

 

Eさんは肌にぴったりとあうプロダクトを勧めるのもとても自然で上手。

それはお医者さんが薬を処方してくれるようでした。

別にいらないものを売っているわけではなく

  • なぜこのプロダクトが今の肌に必要なのか。
  • 使うとどうなるのか

きちんと説明して皆さん納得して購入されていました。

私にはまだ化粧品を売っているという感覚で、必要なものを進めているというのではありませんでした。

その自分の自信のなさがプロダクトを勧めても購入につながっていませんでした。

それを見ていたEさんがキャロル先生に相談し、私を訓練することを決定。

「真由美、足のマッサージの仕方の学び直しと接客と化粧品の勧め方をキャロル先生から学びなさい。」

この一言で時間が空いているときに学校に出向いてキャロル先生に施術をすることになったのです。

 

伝説と呼ばれる人からマンツーマンで教えていただくというチャンスに恵まれる

 

今となってはこんなにありがたい訓練をマンツーマンで受けれた人はそういないであろう。

感謝しかないのですが、当時は緊張と自分がダメなエステティシャンなのではと自分に自信が持てていませんでした。

学生の時は少し有頂天になっていたから現実を知るよい機会でした。

後で教鞭をとるようになって生徒さんがどんな時に有頂天になるのか。

たいしたこともないのに一人前だと勘違いしてしまう時もわかって対策が練れるようになりました(笑)。

 

キャロル先生に連絡して出向くようになり。

キャロル先生に施術をし、キャロル先生に

  • なぜそのプロダクトを使って施術をするのか。
  • どういう効果を期待できるのか。
  • プロダクトにはどのような成分が入っていてそれらがどのように肌に働きかけるのか
  • 購入するのであれば、どんな風につかうのか。

これをいちいち説明しなければならず、ほんとに緊張するばかり。

フェイシャル中に尋問をされながら施術をしていた感じで冷や汗なんてものではありません。

アメリカのエステ業界で伝説と呼ばれている方です。

どんなに優しくいわれていても、気になりました。

 

これは長くやるとストレスで自分がつぶれるようになるかもしれないので短期間で習得して終わらなければ!

そう考えて暇があれば化粧品の成分を勉強してどのような成分がどのように肌に働くのか。

また幾つかの成分が配合されている製品はどんな結果を目指して作られているのか。

少しわかってきました。

そこで自分から1か月後にこう申し出ました(笑)。

「先生。今までありがとうございました!勉強してもう大丈夫なので終わりにさせてください。(笑)」

キャロル先生もこれには苦笑していましたが、自分で大丈夫と思えればいいわよと快く承諾してくださいました。

 

それからEさんのもとに戻った私はこれからまた訓練に出されることのないよう、勉強にもっと力が入りましたよ(笑)。

修行させていただけたから、サロン経営も学べました。

Eさんのもとで合計3年半修行して、自分で独立をして今があります。

 

最後に

 

こんな風に私も試行錯誤、思考錯誤で色々学びがあったからこそ今があります。

また業界でも抜き出ていると皆が納得する技術を持った方に学び。

また再予約につながるお客様への話し方、対応の仕方を教えていただけたので今があるのです。

 

あなたが今業界で独立してどんな風にエステサロンを経営していっていいかわからない。

どのように接客して再予約を埋めていけばいいかわからない。

それは練習していけば必ずできるようになります。

特別な人ができるのではなく、コツをつかんだ人から学んでいないだけです。

どこで自分ができていないところを学べるのか。

また自分で自覚できていない再予約などにつながらないあなたの接客の仕方などは客観的に見て誰かに指導してもらえばいいだけです。

あなたがエステティシャンとしてダメなのではありませんよ。

自分を信じてくださいね。

 

 

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