無料サービスについての新しい考え方:セラピストとしてのメンタルとビジネスのバランス
アメリカ在住セラピスト専門コンサルコーチ、パチコスキー真由美です。このブログ記事は無料サービスについての考え方について書いています。
セラピストとして、私たちはお客様のメンタルヘルスと幸福感を向上させる貴重な存在ですが、無料サービスがビジネスに与える悪影響と、その意識改革の必要性について考えてみましょう。
この意識の持ち方次第でいつまでたっても通常価格で予約が出来ない、利益が少ない状態が続いてしまいます。
何故無料サービスや初回サービス割引をするのか
まず、無料サービスとは何でしょうか?無料サービスは、お客様に対して何らかの付加価値を提供することで、関係を構築し、信頼を得る手段など。
例えば、無料の初回カウンセリングセッションや心理テストなどが一般的な無料サービスです。特に日本では初回フェイシャルを割引価格で提供する人達が圧倒的に多い。一般的にお試し価格と表示されています。
しかし、無料サービスがビジネスに与える悪影響もあります。以下に、その一部をご紹介します。
無料サービスがビジネスに与える悪影響
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過剰な消費: 無料サービスは、時間や労力、知識などを対価を頂くことなく提供します。過剰な無料サービス提供は、ビジネスにおける資金や労力、時間の過度な消費を招き、持続可能な成長に支障をきたす可能性があります。
いつまでたっても通常料金で予約が出来ない。赤字を招きかねない状態をお客様に要求もされないのに自ら作り出していることになります。
どれだけ節約できるか、デパートの食品売り場のサンプルを食べることで食事代を浮かそうという感じの心の貧しい人を顧客層として作りかねません。
- 価値低下の印象: 無料サービスは、一部のお客様にとっては魅力的な選択肢かもしれませんが、全ての人にとってそうではありません。無料で提供されるサービスの価値は、一部の人によっては低下したと見なされることもあります。
あなたのサービスを受けたい人はお試し価格や無料サービスを受けたいと思っているわけではなく、あなたのサービスを受けることで想像できる結果、明るい未来を期待し、予約をするわけです。
お客様は対価を喜んで支払ってくださいます。
エステ・ヒーリング・セラピストとしてお試し価格や無料サービスをやめよう!
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依存心の育成: 無料サービスを提供し続けると、お客様がそれに依存する傾向が生まれる場合があります。その結果、有料サービスへの移行が難しくなり、ビジネスの成長を妨げることになるかもしれません。
アメリカ英語では無料サービスに飛びつき、支払うつもりのない人達をFREEBIE COLLECTOR(フリービーコレクター)と呼びます。
これは業界を問わず、マーケティングをしていくうえで顧客層にしない、寄せ付けたくない層で嫌われる人達です。あなたがFREEBIE COLLECTORである場合、あなたのビジネスに対価を払ってくれる人を近づけにくい。
波動の共鳴、メンタル的に似た人達が集まりやすい。自分の日常からの行動・言動に注意してみてください。
お財布に優しい、良心的など安いのが良いという考えを自分の経済的な苦しい立場から考えて正当化していませんか?私も以前はそうでした。しかしそれは自分の低い波動に降りてきてよ!と言っているのと同じ。
それより一刻も早くそんな事を言わなくても良い自分になれるにはどうしたら良いのかを考え、行動していきましょう。
POVERTY MENTALITYに陥らないよう気をつけましょう。
物を与えるだけでは貧困はなくならない:アメリカでよく使われる英語の比喩
以上が、無料サービスがビジネスに与える悪影響の一部です。
では、どのようにしてこの状況を改善し、セラピストとしてのメンタルとビジネスのバランスを取ることができるのでしょうか?
無料サービスの提供に対して新たな意識改革が必要
まず、私たちセラピストは、無料サービスの提供に対して新たな意識改革が必要です。無料サービスを単なるマーケティングツールとして捉えるのではなく、お客様に真の価値を提供する手段として捉えることが重要です。
具体的には、以下のアプローチを試してみることを提案します。
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価値の明示: 無料サービスを提供する際には、その価値を明確に伝えることが重要です。無料サービスの提供によって得られるメリットや、その後の有料サービスへの移行のメリットをお客様に説明しましょう。
無料動画やPDFマニュアルでLINE友達登録、メルマガ登録をすることになることで見込み客が誰かわかり、アプローチしやすくなるというウィンウィンでお互いに得られるものがあるという形を作るなど。毎回作る必要もなく、一度作れば後は自動化出来ますね。
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バランスの取れた提供: 無料サービスと有料サービスのバランスを考えることも大切です。適切なタイミングや提供の量を考慮し、無料サービスをビジネスの一部として効果的に活用しましょう。
コースを申し込むと何か無料サービスが付いてくるなど。これはきちんと考えた戦略があることが前提です。右に倣えで皆がやっているからやっているのでは足を引っ張っている状態になっている場合が多数。
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付加価値の提供: 無料サービスを提供する際には、お客様に付加価値を提供することを心がけましょう。無料サービスを通じて、お客様が自分自身や問題について新たな気づきを得ることができるようなアプローチを取り入れると良いでしょう。
以上のようなアプローチを通じて、無料サービスをビジネスに悪影響を及ぼすものではなく、セラピストとしてのメンタルとビジネスのバランスを取る有効な手段とすることができます。
最後に
無料サービスの提供は個々のセラピストの判断に委ねられます。私の個人の意見は見込み客に無料で施術のサービスはしませんし、割引をせずとも集客は出来ます。
私のコンサル生さんにはFREEBIE COLLECTORを寄せ付けないメンタル作りを行うので考えもなく割引をすることもやめて頂きます。無料サービスを提供せずとも集客は出来、売り上げは右肩上がりになることはコンサル生さんが証明済みです。
メンタルとビジネスのバランスを取りながら、より多くの人々にサポートを提供するために、あなたの無料サービスのあり方を今一度見直してみてください。それが、真の意味での成長とお客様の幸福感の向上につながるのではないでしょうか?