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ちょっと待って!アメリカで自宅サロンを開業する前に知っておきたいこと。

    
エステサロン
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ちょっと待って!アメリカで自宅サロンを開業する前に知っておきたいこと。

 

今日は。パチコスキー真由美です。

アメリカで自分でエステサロンを開業したい。

自分のオフィスをもって施術をしたい。

日本とは事情が違うので、大切な部分です。

プロとして信頼されるために。

きちんと準備されることをお勧めします。

 

アメリカで自宅サロンを開きたい

 

これはまず事情が違うので、きちんと確認してください。

アメリカではエステの免許が必要

日本では免許制が確立されていませんが、アメリカでは免許があってできる仕事です。

エステの免許を取っていない方。

こちらの記事を参考にしてください。

アメリカでエステティシャンになるには。

日本に住んでいて、アメリカにエステ留学という場合は学生ビザが必要になります。

英語ができることが前提です。

解剖学、生理学なども学びますし、実技できちんとお客様やほかの生徒さんとコミュニケートできることが前提です。

仕事ができるビザ、市民権、または永住権をもっていること

例えば駐在員の妻で、アメリカに来ている。

旦那様はアメリカで仕事をしてOKのビザを持っている。

しかし、あなたはその駐在に便乗して住むことは許されていても、仕事をする権利は与えられていないかもしれないですね。

旦那様の駐在の間に勉強してエステの免許を取りたいというのであれば、学生ビザを用意したり、渡航前にできる準備もあるかもしれません。

仕事をするのであればそれが許可された権利を持っていること。

これが前提です。

ゾーニングをきちんと知る

アメリカではゾーニングといって、建物がビジネスができるところかどうかなどが決められています。

  • 住宅専用はResidential
  • 住宅とビジネス兼用はResidential/Businessというゾーニングになります。
  • 住宅に利用できず、ビジネスだけであればBusinessです。

ビルでも美容室が入っていてもOKなビル。

ビルに美容室が入っておらず、許可の降りていないビルやゾーニングでビジネスをすると、罰金とゾーニングの改善が求められます。

私のゾーニング経験

私は、一番初めに自分の個室を借りて自分でオープンしたのがウェルネスセンターという中の一室でした。

契約も済ませてビジネスを開始して間もないころ。

規則違反をしている。

ゾーニングが美容室を許可していないProfessional Buildingの中に入っている。と通告が来ました。

young woman in panic

young woman in panic

え~~??と真っ青になり。

自治体のオフィスに行き、罰金を払ってゾーニングを美容室も経営できるように変える手続きをして。

法廷のようなところで決定する日にちを教えられました。

この時、優しいアメリカ人のオフィスをリースしてくれていた人も、万が一のため私を弁護してくれるために出席してくれました。

小さい法廷のようなところで5人くらいの決定する権利を持つ人たちの前で、自分のビジネスのことを説明し、質問に答えてOKが出ないといけないという冷や汗ものの経験をしました。

ゾーニングには近所のひとなど意見がある人が反対などの意見を言うために出廷してもいいことになっています。

誰も来なかったので良かったです!

出廷の最後に皆さんがOKしてくださったので、そのままの部屋でビジネスができるようになりました。

THANK YOU~~~~!!!

とOKが出た時は叫んで喜んだので、みんなどっと笑っていました。

こういう時、アメリカ人の人は温かいですよね!

注意点:何とか道は開ける

特にアメリカでは、何かに違反したとしても、どうにかして道が開けるやり方があります。

そのために、一般市民でもどんどん法律を勉強していきます。

知らなかった。。。ばかりでは自分が損をするばかりです。

自分で行動し、必要なことは弁護士さんなどにもきちんとついて学びましょう。

自宅エステもゾーニングが必要

このような規則があるので、自宅で開業する場合もゾーニングをきちんと

Residential /Businessにすること。

その上にサロンをオープンしてもOKという許可を得なければいけませんよ。

 

アメリカで自宅開業をお勧めしない理由

 

アメリカでは犯罪が多く、誰にでも家にきてもらったりするというのは犯罪につながります。

自宅のサロンは心構えを一層強くしておかないと、訴訟問題が起きた時も厄介になります。

まず、信頼できる顧客層を作ってから紹介で自宅サロンに来ていただくなど工夫しましょう。

 

知らない新規の方を顧客として自宅に受け入れたりすると。

家の中のものを物色して、そこを訪れた人が別の人達に情報を流し。

全く別の人たちが家に盗みに入ってきます。

 

犯罪者もすぐに捕まらないように接点がないようにしているんですね。

ものが盗まれるだけならまだしも。

性犯罪、誘拐、殺人といろんなことに展開する危険性があります。

知らない人にむやみに自宅の住所、連絡先を教えないことです。

日本人の性善説はアメリカではとても恐ろしいほど無知としかとられませんので注意して開業してくださいね。

 

エステはBarbar/ Cosmetology (散髪・美容室)の免許のカテゴリー

 

エステは、Barbar/Cosmetology (散髪・美容室)の免許のカテゴリーです。

ビジネスをする場合には、Business licenseが必要です。

それに伴って化粧品を扱うので、Trader’s Licenseというのが必要です。

アメリカは州によって適用される法律も違ってくるので、自分の州の法律を調べてくださいね。

しかし、開業にはビジネスの届け出。

税金を払うのに必要なEINなどまだまだやらなければいけないことがあります。

アメリカで会社設立:会社のタイプ

 

最後に

 

自宅サロンをするのであれば、紹介のみで新規を受け付けるなど工夫をすれば大丈夫でしょう。

まずどこかで仕事をし、顧客を作ってから自宅サロンを開業するほうが無難です。

ゾーニングや各保険など、きちんと設定しておくこと。

訴訟大国のアメリカでは甘い設定ではその甘さを見抜いて訴訟目当てで寄ってくる人たちも存在するのです。

注意を払ってくださいね。

 

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