オランダ旅行記
オランダ旅行、今回はオランダでエネルギーワーク、クオンタムアレジー(アレルギー)を受講するためにオランダへ行くことを決め、近隣諸国もついでに回ってきました。
セラピスト専門コンサルコーチ、アメリカでヒーリングサロンを経営するパチコスキー真由美のブログ記事です。
オランダ アムステルダム
アムステルダムはもともと沼地を開拓し、山がなく、侵略されやすい国。しかし、そこを貿易と貿易の流通センターとして栄えることで繁栄してきました。
そのため国民は言語が得意な人が多く、外国人慣れしており、とても親切です。
自転車も良く利用されているので自転車に注意を!結構スピードがあります。
びっくりしたのは横断歩道もありますが、結構皆さん道を渡るのに適当にどこからでも渡っていたこと。
自転車は木の箱で子供を入れられる日本でいうとママチャリという感じのものや、大きめの荷物を入れられるものなどがありました。
アムステルダムのスパを訪ねる
メルマガ読者の瀧田りささんが現地コーディネーターとしてスパを何件か訪問し、撮影もできるという信じられないような機会を作ってくださいました。
瀧田りささんはアムステルダム一流スパで仕事をされているセラピストさんです。
こちらの訪問記では滝田さんが教えてくださったアムステルダムの家について紹介しますね。
家の幅が広いと税金が高くなる制度だった
この上の写真をご覧ください。家の幅が狭かったり、広かったりしていますね。
ベルギーでもそうでしたが、昔は家の幅で税金が決まっていたそうです。
裕福な家は幅が広い。
それで幅が狭く、細長い家が沢山あるのですね。細長く、高くすることで幅が狭くてもある程度の広さを保てるよう工夫していたようです。
石が高価であったので石を使った家はお金持ちの家
これもベルギーやルクセンブルグと同じ。石は国で見つけることが難しく、他の国から買い寄せることが出来る人が利用できました。
その為お城も、裕福な人の家も石を使っているものでその持ち主の経済的な状況が把握できたのです。
運河は貿易の品を運ぶ路。運河の前に家を持てる家庭は裕福であった家庭の家だそうです。
運河の前にある家は貿易でやり取りしたものをすぐ運べるよう家にこんな風に吊し上げられる準備がされていました。
家のてっぺんから飛び出している柱のようなものがそれです。これで運んできたものを家に入れ、倉庫兼家族が住む家として存在していたそうです。
ユダヤ人迫害で被害にあった人を忘れない
例えばこんな風にユダヤ人の方でドイツのユダヤ人迫害の被害を受け強制収容所に連れていかれた家族、そしてその家はプレートで示されています。
この家は運河の前にあり、家の幅も結構広め、裕福な家であったようです。こんな風に家の前の道にプレートでも示してあります。
ひどい歴史が繰り返されないよう、忘れないようにしてあるのですね。こういったところは現地の人しか知らない、普通の観光客では見逃してしまう部分。
滝田さんが教えてくださったので学べた貴重な経験でした。
風車や以前の住宅がまとめてあり、チーズファクトリーも観光が出来る一日ツアーに参加。DAY TRIP TO ZAANE SCHANS, EDAM, VOLENDAM AND MARKEN FROM AMSTERDAM
英語が理解できることが条件ですが、私は旅行ではviator tourを良く利用します。これは各国で参加できる現地ツアーを事前にチェックし、予約が出来るもの。
特に一人旅では知らない土地で一人で行くところを探すのは難しいですし、団体で行動でき、バスなどの用意も出来ているツアー会社が開催しているツアーに参加する方が時間の無駄もありません。
ZAAMで古い家や風車を見る
ツアーコンダクターのコスタさんはスペイン出身。
とても陽気で話も面白いだけでなく、カスタマーサービスも素晴らしかった!
こんな風に風車や昔の家などを保存し、観光名所として管理してあります。
その他同じように昔のたたずまいを保つ住宅街、ほとんどがリタイヤした人達が住んでいるところでした。
オランダは世界で5番目に幸福感が高い国。自然に囲まれ、のどかな雰囲気があり、子供を大切にする生活出そう。
子供がいる家庭は仕事時間も育児や教育を中心にしたものを考慮してくれるらしいです。
沼地から国を作っているので地盤が緩い。その為家の経つ土地が平坦でもなく、ぐらぐらするそう。その為家が傾いてしまいます。
傾いた家が何件もありましたが、壁に家が倒れないようにこんな感じで支えが付けられています。
この地区はプロテスタント系のキリスト教信者が住んでいたところで自分が裕福だとか見せびらかすようなことをすることを禁じられていたそうです。
家の前部分の屋根のところに階段のようなものを示し、その階段の段数で裕福さがわかっていたのだとか。
沼地で洪水が多発。二階に本当の入り口を用意していた家が以前の作りで現在では一階もきちんと家の一部として使えるよう改築されているのでこんな写真が撮れました。
バイキングが来て住んだ国でもあるのでこれは船の修理屋さんですが、以前はこんな風な船を家の横に持っていた家庭が多かったようです。
チーズ作りや木靴づくりのお店
果実酒、チーズや木靴を作り、作り方なども見せてくれるお店に寄りました。
あまりない味のチーズ、私はバジルなどのペイストが入った緑色のチーズやオレンジとショウガが入ったチーズなどを家で食すために購入。
オレンジとショウガは飲み物としてもオランダでは人気で定着しているもの。健康にもよさそうですね。
オランダ国のカラーオレンジの由来
オランダの王家 オラニエ(Oranje)公の名前からきています。Oranje-Nassau公は特に慕われ、尊敬されていたようです。それでオレンジが国の色になりました。
オレンジ人参はオランダ由来
人参はもともとオレンジではなかったそうです。紫であり、オランダで人参は結構簡単に色を変えて作ることが出来るとわかり、人参をオランダの国色オレンジカラーにして売り出し、世界に広まったそう。
世界共通オレンジの人参がオランダ由来だとは知りませんでした!
カナルツアーも選択
最後はアムステルダムに戻り、追加できたカナルツアー(運河ツアー)にも参加。運河から見る風景は歩いて回る観光とはまた違い、印象に残るものでした。