アメリカでの生活で、これがアメリカだ!と思うとき。

      2016/03/12

今日は。パチコスキー真由美です。

今日は土曜日ですが、住んでいる地区で2人の警官の方が殉死され、葬儀でいくつか道路が半日程封鎖されるという連絡を受けたので、朝5:30に家を出て、オフィスに来ています。

今日はエステとは全く関係ないかもしれませんが、情熱を持って仕事を命がけでやっている人たち。

このことについて記事にします。

人生についての考え方が変わるかもしれません。

 

アメリカで今多い、警官に対するパッシング

 

日本で今アメリカの警官の人たちがどのように報道されているのかわかりませんが、アメリカでは最近特にパッシングが多いのです。

全ての警官が悪いのではないのですが、顕微鏡で拡大してみて、重箱の隅をつつきまわるみたいに短絡的に非難に走ったり。

メディアもあおって視聴者や、犯罪者の味方に回ったりして警官が悪役にされているケースが多いのです。

政治などにも通じるので詳しいないようは書きませんが、報道されているのと真実とは違います。

警察は、裁判のことなどもあるので、事件の内容を詳しくメディアにすぐ漏らしたりできないのです。

最短で法廷に事件のことで警官が呼ばれるのは半年。

2年後などは当たり前。

それまでに、捜査も行わないといけないですし、何事も秘密厳守しなければいけません。

だから、言いたいことも、反論もなかなか言えないのです。

それで反論をしないので、ニュースを観たりして知ったつもりになっている人たちが騒ぎ始めます。

暴動を起こして、それをチャンスにしてお店などを破壊して泥棒したりしようという人たちが実は警察署やいろんな場所集まり始めることが多いのです。

勿論自分の哲学で参加する人も多いのですが、それにはユートピア思想の現実の世界を知らない人たち。

紙面上のアイデアを信じ込んで世界が平和になるという頭がよさそうで実は世間知らずという人たちもとても多いのです。

捜査というのは事件が起こってからもコツコツと続けられて真実を立証するために捜査官たちが長時間働いているのです。

 

どういう事件だったのか?

 

とても悲しい事件が起こり、2人の警官の方が命を失う事件が起きました。

100年程この地区で警官がなくなるということはなかった安全でのんびりした田舎です。

ヘルシ―メニューで有名なチェーン店のカフェで不審人物の人がいるという通報があり、警官がカフェに到着。

その人物に普通に挨拶するように話しかけた警官が即刻銃で頭を撃ちぬかれたのです。

ただカフェに行って話をしたらいいだけの事だろうというくらいの気持ちしか誰ももっていなかったとも思います。

危険なアメリカでも話しかけただけで銃を抜くというのはほとんどないですから。

そのあとこの犯人はカフェから逃走。

そのあとにバックアップに駆け付けた警官と銃の撃ち合いになり、犯人も、そしてバックアップに来た警官の人も(病院に運ばれましたが)、助かりませんでした。

あとで捜査するとフロリダ州でも警官を殺し、指名手配犯だったそうです。

DVの経歴があり、メリーランド州のこの事件のあった近くに住んでいて、離婚し、フロリダに行って。

メリーランドに戻ってきて元の妻、子供たちに仕返ししに来たと成人した子供に伝えていたようです。

そのカフェに元家族がよく来ていることを知っていて、よく通って待ち伏せをしていたようでした。

 

警官の方たちのストーリー

sherif funeral

 

この事件で亡くなった2人の警官はベテラン。

そのうちの一人はなくなる前の週にリタイヤの書類を提出していました。

この内容が発表され、カフェにいた人たちにほとんど危害も加わらず、警官の人たちが自分を犠牲にして守ってくれた。

議員さんも命がけて仕事をしてくれている警官の人たちにもっと感謝をしてほしい。とコメントしたり。

お客さんとしていた人たちも感謝とそして悲しみでショックを隠しきれていませんでした。

本当に人生はどこでどうなるか、わからないものですね。。。。

 

この写真の意味

 

sheriff's office image

これは、なくなった地区の警官の方が所属するオフィスのバッチです。

この真ん中の線は殉死が起こったという意味。

私がアイキャッチで撮った写真は、近所の農家の方が農場の前に警官の方へのサポートでほし草などで作ってライトで照らしているものです。

沢山の人たちがいたることろでこのマークでサポートをアピールしています。

昨晩急遽今日の半日は道路が封鎖されるであろうということで食料を調達に出かけたのですが。

お葬式のTV報道

そのスーパーでも、従業員たちが慰安のカードを作っていて、サポートしたい方はカードにサインを!

という場所を設けてサインをしていました。

サインをしていたりした人がいて、やたらに写真を許可なくアメリカで撮ると訴訟になる可能性があるのでとりませんでした(苦笑)。

みんなが当たり前と思ってそんなに警察官に感謝していなかった人たちでも。

警官にも家族や人生があり、命を懸けた仕事をしている人たちがいるんだ。。。

と気が付いた人たちがたくさんいて、感謝の花束がどんどん警察署の前を埋め尽くしたりしていました。

このカードはTV局が使ったものです。

img-Sheriff-awards-slain-deputies-with-Medals-of-Honor

 

警官などのお葬式は大々的にされる

 

なぜ警官たちの仲間意識は強いのか?

Senior-Deputy-Mark-Logsdon

こうやって命がけで仕事をしている人たちのブラザーフッド(仲間意識)というのはすごいのです。

お葬式にはテキサス州からも警官の人が代表で駆けつけてきているとか。

毎日唾を吐きかけ、うそをつき、物を盗み、レイプなどの犯罪を犯してもなんとも思わない人間と接する仕事。

警官たちがこういう人たちとあって再発を未然に防いでくれる。

私たち一般市民が日常で遭遇しなくてもいいように頑張って仕事をしていてくれているんですよ。

一般のいい人とは接しない仕事なので彼らのストレスレベルは半端ではありません。

それが毎日、通常の一日なのです。

 

日本は平和ですから、アメリカの警官のようなストレスやプレッシャーはないのではないかと思います。

お金を稼ぐためや人をコントロールしたいからという人に出来る仕事ではありません。

自殺をした場面に行かなければいけなかったり。

子供がレイプされて殺された現場にも行って、やりきれなくなって泣くのをこらえるために現場の家からでて。

数分間自分の気持ちを鎮めて冷静になった後、現場の家に戻って家族につらいことを聞いたりしなければならないのが仕事です。

警官はロボットでなく、生身の人間です。

訓練でどのような状況でも自分が爆発して感情的にならないようにあらゆる訓練を受けます。

でも、その現場は一つ一つ状況が違うし、現場で何が待っているのかはわかりません。

そのストレスも私たちがオフィスに毎日通勤するのとは全く違うのです。

顔を銃で撃たれ、視力・味覚・嗅覚も失った元警官の人がポリスアカデミーの教官としてかろうじて仕事を得たりしています。

そういうことは全く報道されません。

だから、その警官の本当の気持ちがわかる仲間同士で仲間意識が半端でなく強いのです。

ローカルTVで放送された息子さんのスピーチ

息子さんたちも素晴らしい青年として成長されて、お葬式でスピーチをしていました。

息子さんたちも誇りに思い、お父さんのようになりたいと尊敬して生きてきた。

お父様の仕事や人生への哲学は息子さんたちにキチンとうけつがれているようです。

自分の仕事の意味を分かっていたから、子育て、息子さん達を男として育てるということにも真剣だったのですね。

奥様は壇上には立たず、息子さんがお母さん(警官の奥様)の書いたメッセージを読んだりして、涙が出てきて全部の動画を見れませんでした。。

 

 

お葬式には千人単位、道路もこんな感じで何十、何百台と車がゆっくり通る

 

フェイスブックで動画の一部を紹介しています。

お葬式に行く途中の動画

こうやって車で葬式の会場まで行くだけでなく、沿道に人が立って旗をもっていたり。

一般市民であったことがない人でも会場に駆けつけてサポートしたりします。

こういう時、アメリカ人は熱いのです。

こういう活動を見ると、まだまだいい人たちも沢山いるのだと勇気が出ます。

 

最後に

 

人生、いつどこでどんなことに巻き込まれてさよならが言えないまま、この世を去ることになるかわかりません。

旦那様とけんかして家の出勤前に嫌な思いをさせたりしていませんか?

あなたの奥様が作ってくれる料理。

美味しかった、有難うと毎日伝えていますか?

お子さんに学校で勉強頑張ってくれてありがとうとか話しかけていますか?

 

アメリカでは兵隊であったり、警官のような民間、公共の機関を守る仕事はパブリックサービスと称されます。

公共機関、民間人に尽くす仕事という意味です。

特にあなたがアメリカに住んでいるのなら、警察官の人に”  I thank you for your service! “ といってみてください。

大きなリアクションはないかもしれませんが、それは仕事モードでマッチョでいないといけないからです。

心の中ではとてもうれしくて、家に帰ったらこんなこと言われたよ!と家族に伝えているはずですよ。

 

 - アメリカで思うこと