セラピスト接客も自分らしさで差別化
今日は。パチコスキー真由美です。
21世紀のセラピストとしての接客は、20世紀のものとは違うと考えています。
接客業についておらず、接客に対して全く経験がないのであれば、マニュアル的なことを学ぶものいいですが。
21世紀は「あなたのサロン」を選んできてくださる方、つまりあなたのフアンであるお客様を作っていくことが大切です。
その為に接客もあなたらしさを出すものが好まれるようになるでしょう。
今日はセラピストとして自分らしさを出した接客とは?について記事にしています。
簡単な基本の接客について
差別化のあなたらしさの前に。
これらのことが基本にあってこそ自分らしさの接客が成り立ちます。
特に自宅サロンを開業されている方はチェーン店のように接客のマニュアルがないので接客をそもそもやったことがない方もいるかもしれませんね。
これらのことに注意してください。
自宅サロンで家庭の匂いを出さないこと
自宅でお子さんがいて、おもちゃが施術室に置いてあったり。
洗濯物がどこかで見えるようになっていたり。
サロンは自宅にあってもお客様は家族や友人ではなく、他人の方で対価を払ってきてくださる方です。
家庭の匂いを出さないように注意をしてくださいね。
サロンは清潔であること
当たり前ですが、洗面所やトイレなども気を配りましょう。
サロンはいつも清潔に掃除されていること。
サロン施術後に化粧や髪の毛を整える鏡台などを用意されているのであれば。
櫛なども髪の毛が付いていないかなどチェックしてくださいね。
音楽や香りのおもてなし
外やまた家庭内の騒音からも守ってくれます。
音楽を取り入れるだけでリラックス感が増しますよ。
また、精油などを使って香りでのリラックスやストレスを解消するのに役立ちます。
この2つも施術に何時も取り入れるだけで施術効果に違いが出ます。
自分の身だしなみもチェック
制服のようなエプロンなどを着用していますか?
髪の毛は長ければまとめていること。
つめに汚れが溜まったりしていませんか?
手はザラザラになっていませんか?
手に傷があったり、ザラザラしている場合は使い捨て手袋などを使うと良いです。
私は施術の大半は使い捨て手袋を愛用しています。
会話は噂話などではなく、元気・勉強になることをお話する
お分かりだとは思うのですが。
共通の知人の噂話などを会話にするのではなく。
元気になること。
または勉強になることをお話しましょう。
特にセラピストとしての知識を伝えるとお客様もかなり喜んでくださり、あなたの信頼にもつながります。
またこの記事でアメリカのセラピストさん達が大抵読んでいる本の邦訳版をご紹介しています。
セラピスト勉強本: アメリカのセラピストさん達が大抵読んだことがある4つの本
自分らしさを出す接客とは?
この上のことが出来たうえで、自分らしさを出す接客とは何か?
動画でお話ししています。
Treat someone like you wanted to be treated
自分がこうされたら嬉しいなと思う事をお客様の立場になって考えることです。
何でもできるわけではありませんが、できる限りのことをやる。
そのお客様の立場になって考えたことを提案してみることです。
まず、お客様は00様とお名前で呼ぶのが前提です。
親近感がグッと湧き、お客様にとっては自分を大切に思ってくださると感じます。
「00様。それではこうしてみましょうか?」
「00様、施術中、枕が必要ですか?」
「00様、膝の下に枕をおくと腰が楽になりますよ。膝の下に枕をお置きしましょうか?」
こんな感じです。
いいえ、いりません。大丈夫ですと言われても、提案してもらえたことに感謝されます。
こんな風に毎回コミュニケーションをとり、顧客ファイルに好みを記入しておくこと。
次回に来たときには忘れないようにしておくとさらに感動されます。
お客様はわざわざあなたのサロンに通ってくださり、対価を払ってくださっているのを忘れないこと
リピータ―になってくださるお客様をないがしろにして、新規のお客様に心配りをしているのはとても残念です。
サロンの経営はリピーターで成り立ちます。
ほとんどのビジネスはごひいきにしてくださるリピーターがいるからこそ成り立つのです。
いつも通ってくださっているお客様は1時間かけて通ってきてくださっているかもしれません。
化粧品商材が切れたら、「サロンに来なくても良いように郵送しましょうか?」と提案したり。
緊急であったり、近場であれば配達するくらいの行動力があれば、かなり差別化につながります。
お客様が感動され、他の方にもその感動を話され、口コミ紹介にも自然につながるのです。
最後に
マーケティングをとお金を払ったりするよりも。
一人一人のお客様に毎回真剣に施術をする。
肌の悩みなどがあれば改善するように結果が出せる施術をする。
施術前後にヒアリング、カウンセリングの時間を持ち、結果が出ていることなど時には鏡を見せて実感してもらうこと。
自分がお客様の立場であればどうしてもらったら嬉しいかを常に考え、提案し、コミュニケーションをとること。
これを心に留めて毎回一所懸命に施術をすることで。
あなたらしい接客が生まれ、自然にそれが差別化につながりますよ。