エステ経営で閑散期、暇な時がないようにしていく方法:私がやっていること
今日は。パチコスキー真由美です。
エステサロン経営。
または自宅サロンを開業されている方。
暇なときに何をするか。
その暇がないようにするにはどうするのか。
私が実際にやってみたことを記事にします。
サロンが暇なときどうしていますか?
暇なときに、その時間を有効に使うために。
- サロンの掃除をする
- チラシを作る
- 顧客ファイルを見て、しばらく来ていないお客様にはがきを出したりする。
- トリートメントの練習をする
など一般的にされているようですね。
しかし、それはバンドエイド的な時間の使い方です。
1年経営すれば、年間での閑散期がわかります
閑散期とは?
繁盛期と逆で、いわゆる暇な月です。
自分の売り上げを毎月きちんと把握していると、夏の間、冬の間などに売り上げが落ちる時期があります。
それがパターンでわかるようになるのです。
私の場合は
- 8月(町全体の人が休暇をとってよそにいってしまう)日本でもお盆などの帰省や同窓会などで出費が多い月ではないでしょうか?
- 2月(クリスマスで買い物のし過ぎで2月は財布のひもを締める時期、プラス大雪に見舞われる地域)は冬の悪天候のために2度ほど大雪が降ればその月の予約が大幅に狂うので予約て埋まっていても安心できない時期なのです。
この2か月は特に売り上げが落ちこむ傾向にあります。
以前はこんな感じで閑散期を活用していました。
暇だから仕方がないという発想をやめる
経営して今年で8年目に入ります。
「暇な時期はしょうがない」
という発想をやめるために、2-3年ほど前から、まず夏の売り上げを普段と同じくくらいにする。
と決意しました。
まだ閑散期に売り上げを上げるのはちょっとという方、まずこれを閑散期にやっておきましょう。
- 勉強してみたかったことを勉強する記事に充てる
- ウェブサイトのリニューアルなどの時間に充てる
- 新メニューの開発を始め、VIPのクライアントさんなどにモニターになってもらう
これで新しい未来への作戦が練れるわけです。
これを準備しておいて、翌年の閑散期にはきちんと対策ができるようにしておきます。
エステサロン夏の閑散期をなくす対策
1:夏専用のセルライトトリートメントのメニューをつくる
2013年に春から夏にかけてのお勧めサービスのセルライトトリートメントをVIPの方や同僚に協力してもらって作り上げました。
5-6週間で毎週2-3回通いますが、効果はバッチリと出ます。
今年3年目にはいってようやく春から夏にかけてこのサービスを受ける人がどんどん予約を入れてくださり、2015の8月は普段の月よりも売り上げが多い月となりました。
仕方がないという発想をやめる=本当に仕方がないのか?何かほかに方法はないのか?
心の中でいつも繰り返していたおかげです。
2:ワックス脱毛などでビキニ、脇、足などを夏に向けてツルツルの肌にする
私は特に夏に力を入れていないのですが、普通サロンは春から夏に特に脱毛の顧客が増えます。
水着になったり、薄着で肌を出す機会が多いからです。
ワックス脱毛などを取り入れて、夏を乗り切るのもいい判断です。
私も今年、このサービスも改めてできることをお知らせしました。
フェイシャルだけがサービスメニューと思い込んでいる方が多いからです。
来年はもっと力を入れて宣伝して、フェイシャルに追加メニューとして入れてくださる方をどんどん増やすつもりです。
今年だけでも何人かすでにいつも追加メニューとして加えてくださる方が増えました。
ワックスは経験を積んでからサービスをしないと皮膚をはがしたりします。
きちんと技術を学んでしっかりと早くから宣伝しておけば、夏の暇を埋められるメニューですよ。
こちらの記事を参考にしてください。
3:水着になるので背中のケアなども用意する
夏には夏に力を入れたいメニューを作って宣伝していきましょう。
せなかにきびなどのメニューもこの時期に宣伝できますね。
夏の閑散期はこんなエステメニュ―にすれば売り上げバッチリ!
エステサロン冬の売り上げ対策
1:冬場は雪のないところでも仕事ができるようにする
この2年ほど、1月と2月は大雪に見舞われることが続きました。
田舎に住んでいる私は街の道路は除雪されていても、私の家の付近は路面が凍った状態が多いのです。
予約が満杯でも、大雪一つで2-3日動けなければ、その月の予約がどんどん狂います。
大雪など天候に左右されない働き方を冬にしなければ。。。
痛切に感じました。
メリーランド州の私の周りでは、冬の2-3か月をフロリダなど南部で過ごす人が多いです。
ようやくその気持ちがわかるようになりました。
動けないって本当につらい!!!
クライアントの一人が、フロリダ州で冬をこれから過ごすように決めたといっていて、彼女がこういったのです。
「真由美。私はフロリダで冬遊んでいるだけじゃなくて、そのうち本業の不動産もフロリダでやっていくつもりなの。
マユミも冬の間だけ、南部のサロンと契約してみるとかいいんじゃない?」
家族がいますし、冬場でもお客様はいるので長く滞在はできませんが、1週間ほどステイしてフロリダなどで顧客リストを作っていくのも悪くないな。
フロリダ州の免許をとらないといけないな。面倒だな。
しかし、この記事を書くために調べていると、なんとフロリダ州は免許がいらないことが判明。
この可能性も悪くないなと考えています。
2:アクセスエナジェティックフェイスリフト、アクセスバーズなどでも遠征できる
最近学んだアクセスエナジェティックフェイスリフトという施術。
メニューに入れる前にもう予約メニューを変えて、受けてくださる方がいるくらいです。
すでにうっすらと知っていたことが施術に入っているのですぐに取り入れられ、効果が出るトリートメントとして売り出せるようになりました。
アクセスバーズのシリーズ:アクセスエナジェティックフェイスリフト
人気メニューになりそうです。
英語のウェブサイトのブログにも書き、お客様に今日ニュースレターでこの新メニューを告知。
” I want to try this!” とメールで返信してくださった方もいます。
英語版のブログはこちらです。
エナジートリートメントとして施術をするのであれば、免許はいらないので、アメリカの州どこでも出張できます。
冬場に限らず、このオプションもいいなと考えています。
3:スカイプやZOOMなどを使ってオンラインセミナー、講座を開く
外は大雪で家に引きこもりになっても、ネットさえつながっていれば仕事ができる。
この環境を今のうちにしっかり作っておこうと決意しました。
特に今年の5月に本格的に日本向けのブログサイト運営を始め、今将来に向け設定をしているところです。
まとめ
サロンが暇な時は閑散期。
しかし、閑散期を何とか安定させることはできないか?という発想を持ちましょう。
暇にならないように1年を通してどんなサービスを提供していきたいのか。
行き当たりばったりでなく、事業計画として真剣に考えることです。
暇なのは仕方がないという発想をやめ、本当に仕方がないのかもう一度考えてみましょう。
そのためには
- いつが暇な閑散期なのか、1年毎月の売り上げを見て判断する。
- その時期に好まれそうなサービスをあらかじめ用意しておく。
- サービスを開始する2-3か月ほど前から宣伝し、お客様の頭のどこかにそのサービスを受けようという種を植え付ける。
- サービスがまだない場合は、暇な時期をサービスを開発する期間にあて、VIPなどお客様にモニターになっていただいたりする。
- 1年を通して売り上げが平均して同じくらいで行けるように常に考える。
エステサロン経営は生き残るのが厳しい世界。
サロンオープン1年で生き残るのは4割、3年後にも営業を続けて入れるのは1割です。
でも本腰を入れて考えれば、必ず道は開けますよ!
私がちゃんとやり方をお教えします。