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セッション単発売りから卒業: リピート率を上げる“プログラム化”と名前の波動を整える秘訣

    
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セッション単発売りから卒業: リピート率を上げる“プログラム化”と名前の...

「単発セッション依存」から脱却し、
“お客様と共に変化を歩むプログラム設計”をする方法、
そして、セッションのネーミング(名前)に込める波動の重要性についてもパチコスキー真由美がブログで解説します。

ヒーリングやセラピーの仕事を長く続けていると、
「一回のセッションでは変化が定着しない」
「単発ばかりで安定したリピートにつながらない」
そんな壁にぶつかる瞬間が訪れます。

それは、あなたの技術や情熱が足りないからではありません。
むしろ、長年の経験を積んできたからこそ、
“次のステージ”――ビジネスの流れとエネルギーの循環を整える段階に入ったというサインです。

1.単発セッションの限界とエネルギー的課題

多くのセラピストが単発メニューで行き詰まるのは、
ビジネス的な構造ではなく、エネルギーの流れに原因があります。

単発セッションは、その場で癒しや変化を起こすことができますが、
お客様のエネルギーがまだ安定していない段階で終わってしまうため、
時間が経つと再び同じ悩みの波に戻ってしまうことが多いのです。

つまり、

「セッション=点のエネルギー」
「プログラム=線でつながるエネルギー」

単発セッションは点で終わりますが、
プログラムは“流れ(フロー)”を作るため、変化が持続します。

ヒーリングは一度で完結するものではなく、
意識・感情・肉体・行動という4層を時間をかけて整える必要があります。

そのプロセスを“継続的に伴走”するのが、プロフェッショナルヒーラーの役割です。

2.プログラム化とは「変化をデザインすること」

「プログラム化」と聞くと、
「ただの回数券」や「コース販売」を想像する方もいます。
でも本質はまったく違います。

プログラム化とは、

“お客様の変化を段階的にデザインすること”

たとえば:

段階 フェーズ名 目的 セッション内容例
第1段階 浄化フェーズ 過去の感情・ストレスの解放 ボディヒーリング・感情解放
第2段階 再構築フェーズ 自己軸・自信を取り戻す エネルギー調整・思考の書き換え
第3段階 現実化フェーズ 新しい行動と現実を作る ビジョン設定・行動エネルギー強化

このように、“どう変化するか”を見える形で伝えると、
お客様は「この人に任せれば、理想の自分に近づける」と確信します。

単発メニューでは得られない「信頼」「継続」「紹介」――
それを生むのが、この“変化の設計”です。

3.プログラム化のメリット

1: クライアントが“目的意識”を持てる

単発では「癒されたい」で終わりますが、
プログラムでは「変わりたい」という目的が明確になります。
セッションのたびに、お客様自身の気づきが深まり、変化が加速します。

クライアントさんのヒアリング、そして答えを私達が出すのではなく、お客様に気が付いてもらえるようにどんな気持ちの変化があったか。体のだるさ、軽さなど色んな感覚でセッション前と後で比べてもらえるようセッション前に何故エネルギーヒーリングを受けたいと思ったのか。単なる興味でも構いません。しっかりとお話を聞き、記録もつけておきましょう。

2: セラピストのエネルギーが安定する

単発だと「次の予約が入るか不安」「毎月集客し続けなければ」と精神的にも消耗します。
プログラム化により、

  • 収入の見通し

  • 時間の管理

  • クライアントとの深いつながり
    が生まれ、ビジネスも波動も安定します。

そしてクライアント(お客様)は最初の時はまだ心の奥底まで気を許し、話し手は下さいません。少しずつ自分に正直になれる場所を持っていただくことで更にセッションの効果が増していきます。そんな利点も沢山お話ししましょう。

 

3: “変化”が可視化され、紹介が自然に生まれる

人は「体験」よりも「変化の物語」に共感します。
プログラムの流れを通して、
クライアント自身が成長していく姿を共有できれば、
その感動が口コミとして広がります。

人間は似たもの同志が繋がりやすいですよね。興味のあることなど同じである人と繋がっていることが多く、自分が試して良いものは自然と話をし、知らせたくなるものです。

同じような悩みを持った方にクライアントさんが出会った場合などでも紹介のきっかけになります。ビジネスで一番リピーターを作れるのは口コミです。

たった一度の単発では中々得られないクライアントさんの感想や変化を伝えられるようになります。

4.プログラム化のステップ

Step 1:理想のクライアント像を明確にする

誰に何を届けたいのか――この設計が最重要です。
あなたの過去の経験・得意分野・共感できるテーマがヒントになります。

例:「疲労とストレスで限界を感じている40代女性をサポート」
「自信を取り戻したいセラピストのための再生プログラム」

この「誰のためのプログラムか」が明確であればあるほど、
お客様の心に響きます。

Step 2:変化の段階を設計する

お客様が「どんな流れで変わっていくのか」を、3〜4フェーズに分けて構成します。
(例:浄化 → 再構築 → 現実化)
フェーズごとに目的とセッション内容を整理し、見える化しましょう。

これで何のために継続するのかというのがわかります。単にだらだらとセッションを継続するのではないことを理解して頂くのです。

Step 3:期間と価格を設定する

変化のリズムは人によって違いますが、
3か月・6か月・1年などの期間設定がわかりやすく、安心感があります。

価格は「時間」ではなく「変化の価値」で決めること。
単発で6回分の合計よりも高くても、
「変化が明確に見えるプログラム」として伝えると自然に納得されます。

その為に自分のスキル・技術も磨きをかけていきましょう。

Step 4:フォローアップを仕組み化する

セッション以外のサポート(LINEフォロー、簡単なセルフケア課題など)を設けることで、
お客様は「自分で変われる力」を育てます。
これが信頼関係を強化し、リピート率を上げます。

単に終わったではなく、不安になった時に出来る呼吸法や瞑想方法などあれば教え、お客様自身が自分で出来るようになることを教えることも大切です。

5.名前(ネーミング)に宿る“波動”の力

ここからが、意外と多くの人が気づいていない重要ポイントです。
それが「メニュー名のエネルギー」です。

「体験セッション」という言葉には、
どうしても“初回割引”や“お試し感覚”のイメージがつきまといます。
この言葉を使うことで、
あなたのセッションの波動が「軽く」伝わってしまう場合があるのです。

また、私は世界に通用するセラピストさん育成を考えているため、英語に慣れるために良く英語をカタカナにしてブログやメルマガに載せます。

これは英語にかぶれているのではなく、英語に慣れる事が大切だと考えているからです。

どんな人種のクライアントさんや同僚と接しでも気持ちから同じ肩を並べた同僚・プロとみなされ世界どこでも通用するセラピストさんのメンタルを作るうえで英語に慣れる事は大切。

現実に私自身日本で生まれ育ったより海外に住んでいる方が長くなっているので英語は上手というより慣れており、英語でのコミュニケーションを恥ずかしいと感じなくなっているところから特に恥ずかしがり屋の日本人の方には英語をカタカナ発音した単語なども利用します。

ちょっと話はずれますが、このブログ記事で英語に慣れることの大切さを書いています。

「英語に慣れる」: 日本の新しい時代のコミュニケーション戦略

では、どう言い換えれば良いか?

メニュー名は、あなたの世界観とエネルギーの質を表す大切な“器”です。
そのため、「誰をどんな意識状態へ導くのか」に合わせて名前を選ぶことがポイントです。

以下は代表的な言い換え例です:

カテゴリー 表現例 ニュアンス
中立的・プロ向け 初回セッション(単発)/フォーカスセッション 明確な目的がある一回完結の印象
エネルギー測定・診断系 エネルギーアセスメントセッション/現状分析セッション 客観的で信頼感がある。カウンセリング寄り
成長・発見型

ディスカバリーセッション(自分再発見セッション)/アウェイクニングセッション(覚醒セッション)

発見や覚醒などポジティブな変化を想起させる
世界観重視 シグネチャーセッション(あなたのブランド流セッション)/トランスフォーメーションセッション(大変容セッション) ブランドの象徴的体験として位置づけられる

Mayumi流メニュー名例

  1. エネルギーアセスメントセッション:現状分析把握セッション
     → 感覚的ではなく、科学的・体系的印象。信頼感が高く、分析型クライアントに響く。

  2. フォーカスセッション(Focus Session):フォーカスセッション
     → 特定テーマに集中し、“本質を見極める”印象。初回導入にも適する。

  3. ディスカバリーセッション(Discovery Session):自分再発見セッション
     → “自分を再発見する”波動を持つ。コーチング・変化志向の層に響く。

 

6.ネーミングを決めるときのエネルギー調整法

  1. 声に出して読んだときに軽やかか?
     言葉には波動があります。自分の体が“スッと伸びる感覚”がある名前を選びましょう。

  2. 未来のお客様をイメージして合うか?
     名前を見た瞬間に「これ、私に必要かも」と思う人を想像してみてください。

  3. 価格と波動のバランスが取れているか?
     名前が軽いと高単価メニューは売れにくくなります。
     “安心感+信頼+変化”を感じる名称を意識すると、価格が自然に受け入れられます。

  4. あなた自身が誇りを持って言えるか?
     「体験」ではなく「初回」「フォーカス」「アセスメント」など、
     “自分がプロとして提供するにふさわしい”言葉を選ぶこと。

7.プログラム化+ネーミング整えで現実が変わる

セッションをプログラム化し、メニュー名の波動を整えると、
サロンのエネルギーそのものが一段階上がります。

  • 単発依存からの脱却

  • クライアントとの関係の深化

  • 紹介や口コミの増加

  • 価格の自然な引き上げ

これらは、エネルギー的に見るとすべて“自己価値の拡張”なのです。

癒しの仕事を長年続けてきたあなたは、
すでに「与える段階」から「受け取る段階」へと移行する時期に来ています。

セッションを単発ではなく、
“流れを持つプログラム”+“魂が響く名前”として提供することで、
あなたの仕事は“趣味”から“使命”へと変わります。

使命という言葉に抵抗がある方は“生きがい”はどうでしょうか?

英語圏で現在IKIGAIという考え方が新しい発想でとても優れた考え方だと大手企業から一般人まで使い始めています。IKIGAIを説明した本も販売されているほどで、IKIGAIコーチというのも出てきました。

IKIGAIと言える仕事が出来ることは心が満たされますよね?

最後に:プロフェッショナルとしての「言葉と流れ」を整える

  1. 単発セッションでは変化が定着しにくい

  2. プログラム化で変化の流れをデザインする

  3. 期間・価格・フォロー体制を整える

  4. 名前(ネーミング)の波動を整える

  5. 自分の在り方にふさわしい言葉を選ぶ

セッション名は“ただの名前”ではなく、あなたのエネルギーを具現化する器です。
その言葉を整えた瞬間、あなたの現実もクライアント層も変わりますよ。

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