「英語に慣れる」: 日本の新しい時代のコミュニケーション戦略
日本は人口が減少し、未来に対する不安を抱える世論が増えていますが、私はこれを新しい時代の日本を創り上げる絶好の機会と捉えています。
日本は引き続き世界からの注目を浴び、多くの人々が
「日本に移住したい」
「日本で学びたい」
「日本を訪れたい」
と考えています。このようなポジティブな変化は国民一人ひとりの考え方や行動によるものです。今回は、英語学習に対する新しい視点、特に「英語に慣れる」ことの重要性について語るパチコスキー真由美のブログ記事です。
英語に慣れる環境づくり:語学学習はコミュニケーションの勇気が最も大事
日本人の多くが自身の語学能力に自信がないと感じていますが、それは単なる思い込みです。
私が長い海外生活で学んだことは、基本的な語学能力はもちろん大切ですが、日本人は読み書きには優れており、スピーキング能力がやや低いという傾向があること。
英語は第二言語として学ぶものであり、間違いは当然!
英語はラテン語を起源とする多くの西洋言語と同じ系統の文法を持っています。一方、日本語は中国語や韓国語と同じ系統の言語で、発音や文法の一部が似ています。
ヨーロッパは国々が近接しているため、異なる言語に日常的に触れる機会が豊富です。このような環境下で、彼らは似た言語を学ぶことが容易なのです。
日本では、全く異なる系統の英語を第二言語として学ぶため、学習が難しく感じるのは自然なこと。
ですが、そのことから「日本人は英語が得意ではない」という思い込みを持つ必要はありません。
英語圏やヨーロッパ圏の人々が漢字ベースのアジアの言語を学ぶことの難しさを考えれば、我々が英語を学ぶのと変わらないのです。
「日本で英語が通じない」という意見を耳にすることがありますが、それは日本の文化や背景を十分に理解していないからです。
多くの外国人が日本語を学び、日本で働いているため、日本人が日常的に英語を使う必要性は低くなっています。
これは、英語圏の国々でも同様で、特にヨーロッパから離れた地域では、多くの人々が英語のみを話すモノリンガルです。
大切なのは、自分たちが劣っていると感じるのではなく、相手の立場や背景を理解し、互いの違いを尊重することです。
習うより慣れよ!
しかし、それだけで英語を避けるのは勿体ない!英語に慣れることが大切です。
世界中で多くの人々が英語を使用しており、ヨーロッパの多くの国でも英語を話す人がが大半です。
会話に慣れることで、英語のスキルは自然に向上します。日本のスポーツ界やエンターテインメント界での成功例も、この「慣れ」の重要性を証明しています。
英語に慣れる力で、日本のスポーツ選手が世界で輝く
近年、日本のスポーツ界は国際的な舞台での活躍を増しており、その背後には英語へのアクセスとその取り組みがあります。
2024年のパリオリンピックに出場する男子バスケットボールチームやバレーボールチームをはじめ、多くの日本のアスリートたちが男女共に海外のリーグで奮闘しています。
これらのスポーツ選手たちは、単にフィールド上での技術や戦術を駆使するだけでなく、言語の壁を超えてチームメイトや他の選手たちとコミュニケーションを取る必要があります。
私が特に注目しているのは、日本の代表チームの幾つかが外国人監督の下でプレイしていることです。
これにより、選手たちは日常的に英語を使用する機会が増え、英語に慣れることが求められます。彼らは「習うより慣れろ」という考えを実践し、日本にいながらも英語に触れる環境を持つことで、国際的な舞台での対応力を身につけています。
このような経験を通じて、選手たちは英語でのインタビューやプレスカンファレンスにも臆することなく応じることができるようになり世界が土俵になっても動揺せず、強くなっているのですね。
世界どこに行っても動じない自分であることが出来るメンタル力も付きます。
彼らの発言する “不完璧な” 英語は、海外のファンからあの人のしゃべっていることがわかる!と感謝され、日本のスポーツ文化の魅力を更に高めているんですよ。
最後に
英語学習のポイントは、教室での学習だけでなく、日常生活の中で英語に触れる機会を増やすことです。
英語はただのツールであり、日本の中学や高校で学んだ基本的な知識を活かし、実際に使うことでスキルを磨きます。
英語に慣れることで、日本はこれからも世界の中で魅力的な国として存在し続けるでしょう。
頑張れ、日本!