フェイシャルマッサージの種類、仕方と注意点
今日は。パチコスキー真由美です。 フェイシャルマッサージには沢山のやり方があり、その動き一つ一つに意味があります。 どんな時にどんなマッサージをするのか。 肌が炎症をを起こしているときにはマッサージをするのかなど。 プロとしてのマッサージの選び方をマッサージの動画も入った記事を紹介するなどして記事にしています。
フェイシャルマッサージにはどんなマッサージがあるの?
フェイシャルマッサージにはいろんなタイプがありますが、大まかに分けるとこんな感じがあります。
1:新陳代謝を活発にするインビゴレーティングマッサージ
INVIGORATING (インビゴレーティング)とは、エネルギーが湧く、元気が出るという意味。 リズムのテンポも少し早めです。 血行を活発にするためにするマッサージです。 少したたくようなマッサージやピアノタッチと呼ばれるものなどが入っています。 クレンジングの時にこのマッサージを取り入れるとそのあとのトリートメント効果につながります。 クレンジングに取り入れるのならば3分間くらいが目安です。 このリンクの記事で簡単なマッサージ例、その組み合わせ方が動画で学べます。 初心者でも簡単!動画付きフェイシャルマッサージの仕方
2:リラックセ―ションマッサージ
ゆっくりとしたテンポでリンパを流すマッサージが入っていたりします。 リラックスしてもらい、できれば眠ってもらえるように導くのがコツです。 マッサージは15分ほど行います。 短すぎず、長すぎず。20分を超えるものは肌がひりひりとしてくるので長くならないようにしましょう。
3:リンパフェイシャルマッサージ
顔にむくみ、腫れなどがある時に使えます。 リンパマッサージは強く押さなくてもいいマッサージです。 リンパの流し方の方向を間違えるとリンパ液をただグルグルと回しているだけになります。 下の動画を参考にして顔のリンパの流れを学んでください。
4:指圧マッサージ
肌が腫れていたり、ほてっていたり。 肌がひりひりする時は、マッサージは避けましょう。 マッサージの代わりにツボを押して筋肉の疲れをとり、同時にリフトアップにもつながるポイントなどを押すことで普通のマッサージの代わりになります。 そんな時に知っておくとよいのが指圧マッサージです。
フェイシャルマッサージはいつするの?
フェイシャルマッサージはいつするのか? このポイントを押さえておけばいいですよ。
- クレンジングの時
- 肌の角質を取り除いた後、ピーリングジェルなどをつかったあと。
- フェイシャルパックの前
フェイシャルマッサージの注意点
1:マッサージは必ずマッサージクリームやオイルなど肌の上を指が滑るものを使ってやること。
クリームやジェル、ローション、オイルなど肌の上をすべる化粧品を使ってマッサージをします。 そうしないと肌の摩擦で肌に帰って負担をかけたり、肌を引き延ばしたりします。
2:コンタクトレンズを入れている人はとってもらう事
コンタクトレンズをしている人にはコンタクトレンズはとってもらいましょう。 もしも取れないというときは、目に周りのクレンジング、マッサージには普段よりも注意を払います。 クレンジングローションが目に入らないように。 またマッサージやホットタオルを顔に当てる時に目の付近にプレッシャーをかけないように気を付けましょう。
マッサージをしたりした後に化粧かぶれのように肌がはれたりしたら
特に肌が敏感になっている人は刺激が強いマッサージと使い慣れていない化粧品でアレルギー反応のようなものが出るかもしれません。 ほとんどありませんが、もしもそんな時はこの記事のように対応します。 知っておきたいエステティシャンとしての化粧品かぶれ応急処置
マッサージを長くしすぎると逆効果
フェイシャルマッサージは15~16分程度ぐらいがちょうど良いといわれています。 20分を超えるマッサージはかえって肌の負担となるので避けるようにしましょう。
最後に
フェイシャルマッサージは一つだけでなくいくつかパターンを持っておくことが必要です。 状況と肌の応じていろんなマッサージを使い分けましょう。 使い分けられるだけで他のエステティシャンと大きく信用でも差が出ます。 ワンパターンのマッサージだけを知っているだけではプロとは言えません。