サロンの予約スケジュール表とプライベートをバランスよく埋める方法
今日は。パチコスキー真由美です。
サロンの毎月の予約は埋まっていっていますか?
サロン経営に不安がある人の多くが再予約ができていません。
再予約ができていないと、翌月などの売り上げの予想ができないから不安になるのです。
お客様のタイプにも定期的に再予約を入れたい人とそうでない人がいます。
お客様のタイプにも合わせてうまく自分のスケジュールがコントロールできるようになると経営もスムーズにいきますね。
今日はどうやってうまくスケジュール表を埋めていくかということを記事にしています。
1:育児がある人は、育児の時間以外で予約をとること
特に自宅サロンを経営している方は、育児の時間をまず優先スケジュールで埋めることです。
子供を迎えに行くなどの時間をまずブロックして、予約は希望があっても入れないこと。
メリハリが大切です。
なんでも時間OKにしていたら、子供が隣の部屋で遊んでいる声が聞こえるなどがクレームや再予約を拒まれる理由になりかねません。
例えば私のスケジュールの一週間。
娘を大学に送り迎えをする時間帯はブロック。
もうこの2月の予約でどれくらいの売り上げができるのか予想もできています。
予約可能日の時間帯はピンクで囲んである2月25日の午前11時以降にあと一人。
それでなければ2月27日の土曜日はまだ空きがあります。
2:自分のビジネスで期限を設定してやらなければならないことを優先
今、3月までに用意したいサイトの内容もあるので、それようにブロックした時間もあります。
え?私はまずエステの予約を入れないという人もいるでしょうね。
私はもう再予約であらかじめ2月の売り上げ予想はついているのでできるのです。
予約が埋まればそれはそれでいいですが、予約が入らなくてももう売り上げはOKだとわかっています。
この予想ができないからほかのことも埋められない。。。
その日暮らしの負のスパイラルになっていませんか?
再予約ができない人は、再予約をこうして作っていく。
1:施術が終わったら、次の月の予約を入れますか?と聞く。
新規のお客様だと、少し戸惑うかもしれませんが、別にどうしても再予約に結び付けるというのではありません。
忙しい人ほど、翌月のスケジュールも埋まっていることが多いので、先に先に予約を入れて時間を確保するほうがスケジュールの管理が楽になるのです。
「 次はいつ来たらいいのですか?」と言われたら、その方の肌に合った間隔でおすすめすることです。
2週間、3週間、4週間などです。
2:ニキビケア、痩身エステなどある一定の期間通うのが最低必要であれば、それを最初からコミットしてもらうこと
私の場合はBOOT CAMPという4回の施術をコミットするお客様には基礎化粧品を無料で付けるというプログラムがあります。
基礎化粧品が切れた時に買い足しますが、施術のほかに化粧品の心配をしなくていいですし、口コミの集客がほとんどなので、コミットしたいという人が多いのです。
その場合は2週間後に2回目の施術、それから4週間後、6週間後という風に人によってそう頻繁に来なくてもいいようにしていきます。
ティーンニキビはまず3週間に一度を目安に3回はコミットしてもらいます。
あなたが特別に作ったプログラムがないのであれば、3-4週間に一度は戻って来てもらえるようにしましょう。
肌の細胞のターンオーバーは28日ですが、年を重ねてくるとそれが60日くらいに遅れて行くのです。
ですから、4週間に一度、普通のエステであれば再予約を入れるようにしましょう。
私のサロンは家でもきちんと基礎化粧品でフォローアップするので間隔があいても大丈夫だったり、施術を継続して何年も続けやすいようにプログラムを組み立てています。
だから、人によっては2か月に一度の人や3か月に一度のひともいます。
それでも毎月のお客様、ニキビ肌などもっと頻繁に見る人がいるからできるのです。
最初から2-3か月に一度では効果も感じられません。
3:まだ5-6週間後のスケジュールがわからないというひとはこうする
再予約はしたいのだけど、その週ぎりぎりにならないとわからないという人もいます。
そのお客様には再予約を入れたい週の1週間前にご連絡しましょうか?と提案します。
そうすると、そうしてもらえますか?助かります!
といわれることが多いです。
そういうお客様にテキストメッセージなどを送るというのも私のスケジュールに入れておくのです。
これで、1週間や3日前くらいまでに埋まる人たちが出来上がります。
4:電話しますという人は、そうしてもらう
忙しい人でも、空いた時に電話してその日にきたい!という人もいます。
以前はそういう感じの人は受け付けない時期もあったのですが、私も成長しました(笑)。
今は考え方を変えて、そういう人にはそういう人なりの対応をします。
キャンセルが出た時などに優先して連絡する人にする。
「00さん。明日00時にキャンセルが出ました。もしお時間空いていれば予約を入れられますのでご連絡ください。」と連絡します。
「ちょうど時間がその時空いているので予約します!」と埋まるようになります。
面白いことに、そうやって空いてるかもしれないと思って電話をくださるときにたまたま時間があったりして急遽、でも予約が取れる人というのがいるのです。
その人たちは、それで物事が進んでいくので、再予約をするというのが生き方にあっていません。
今は、そういうお客様は本当にいつもラッキーでするすると予定が思ったように埋まる人たちなのだとわかったので、急に電話が入ったからといってあたふたすることもありません。
まず、優先で再予約の人たちや物事が決定しているから余裕をもって接することができます。
その日とっさに電話してくる人ばかりが主なお客様では振り回されてしまうので注意をすること。
心して、その日のとっさのタイプのお客様もキープしてください。
週に何日、この日のこの時間帯という時間を自分で設定し、最初はコミットすること
特に再予約が埋まらないのに「その日の今すぐに施術できませんか?」というのにいちいち反応して怒るエステティシャンには怠け心があります。
自分のサロンでの準備もしておらず、エステティシャンとしての自分の対応もその日行き当たりばったりなことが多いです。
予約が入ってなくて、働く日を休日にするなら再予約を受けれるようになって、経営が黒字になってからやってください。
それまでは自分のサロンでお客様がいない時にブログをかいてもいいですし、何か勉強してもいいですから、継続して自分の働く時間をコミットすることです。
何時も準備も最低限に整えて行動している人にはだんだんと運が付いたように新規のお客様からの問い合わせが来るようになります。
自分で働く時間のコミットもしていないのに、稼げるようになると思い込んでいる人は甘すぎます。
まとめ
自分のサロンのスケジュール表を埋めながら、かつ自分で自分のスケジュールの舵をとるには。
まず、再予約を埋めていき、今月、来月の売り上げがあらかじめ予想できるようにすることが大切です。
- 育児をしていたら、その時間はブロックして施術を入れない
- 働く時間を決めて、予約が入っていなくてもその時間コミットしてブログを書くなどの時間に充てること。
- 働く日なのに予約が入ってないからとオフィスの準備もしないようなのでは予約は埋まりません。
- 働く日なのに休むのは、経営が黒字になってからやってください。
どのように再予約をいれていくのか?
- 次の予約を入れますか?ときいて、施術が終わるときには次の予約を入れてお客様に帰ってもらう癖をつける。
- ニキビケア、痩身エステのプログラムなど、一定の期間コミットするプログラムがメニューにあれば、そのコースのお客様の再予約を優先し、先に設定する。
- 再予約を入れる期日に近くなったらこちらから連絡して予約を入れるようにする。
- その日、キャンセルが出たりしたときに突然連絡してもOKな「今できますか?」というお客様もキープして、穴埋めを怠らない。
これを繰り返していれば、自然と再予約のスケジュールが埋まり始めます。
こうやってどんどん3か月先、1年先、いろんなことが予想できるようになります。
再予約を入れることを大切にしてくださいね。