干渉されず、自分流で生きれるアメリカ。
こんにちは。パチコスキー真由美です。
アメリカって広いです。
州によって人の感じも違います。
国内で移動するのに時差が起こるんですからね。
別の州に行けば、外国に行ったように雰囲気が全く変わったりします。
私がアメリカで好きなところは干渉されず、自分流で生きれるというのがあります。
いろんないきかたがあって、趣味・嗜好があって。
TVなども動物好きな人用に動物のことばかりを放送するAnimal planetとか。
家やガーデニングが好きな人にHome and Garden チャンネルだとか。
色々あるので自分の好きなことだけTVで見るということもできます。
アーミッシュ・メノナイツの人たち
私の住んでいるところはペンシルバニア州にちかいので、Amish( アーミッシュ)の人。
Amishから分家して、それほどストイックでなく。
車を運転できたりするメノナイツという人たちもどきどき見かけます。
メノナイツの人たちは花柄のプリントの服装をしていたり、もう少し自由です。
この写真はAmishの人たちです。
アーミッシュの人を見たら、無断で写真は撮らないでね。
実は慣習で、写真を撮られるのを嫌います。
観光などでポストカードでAmishの人が移っているのはモデルさんで本物ではないそうです。
写真をとらせてもらいたかったら。
” May I take your picture? ”
と許可を取ってからにして下さいね。
何度が地区を訪ねましたが、私たちの家族はAmishを尊敬しています。
目が合うとにっこりとしてくれるし、素朴でいい人たちという印象があります。
こういう光景を見ることができるんですよ!
家族皆で協力して、見ていてほのぼのとした気持ちになります。
ベルジアンという巨大な馬達が4-5等並んで畑を耕していたり。
馬車で皆移動しています。
Amishの人たちは服装の色なども決まっています。
自然を代表する青、グリーン、あと黒(茶色もOKだったとおもいます)だったかな?
正直で、しっかりとした仕事をする人たち
私の近所のひとたちも、馬用のフェンスなど大工仕事はAmishの人に頼む人が多いです。
なにかを盗むということもしませんし、しっかりとした仕事をしてくれます。
今、近所でもアーミッシュの人達が家を建築しています。
仕事が速いです。
アメリカでの建築業界はさぎっぽいものが多いのです。
手抜きの仕事が本当に多い。
だからあえてアーミッシュに人たちに頼むと言う傾向が出ています。
今アメリカで注目されている生き方、レッドネック
REDNECKと呼ばれる人たちもいます。
洗練されていない、狩り、アルコール類が好きで、凄く訛りのある英語を話します。
なんとTVの下に英語の翻訳がついたりします。
特有の嗜好があって、一般のアメリカ人とは少し違う人たちです。
可愛そうですが、どちらかというと、半分笑いの種にされる。
洗練されていない、おつむの良くない人たちという印象があるようです。
アメリカ人の常識を覆し、尊敬にかえているレッドネック
しかし、実際には、ミミズをとったり、きのこを採ったり。
ニッチ(隙間)産業を持っていて、大金持ちだったりするんです。
都会の生活は合わず、アラスカの極寒地域で冬場用の薪、食料調達のために3-4ヶ月しか雪のないつきの間に狩をしたり。
ひたすら冬に死なず、春を迎えたいという為だけに全力を傾ける生活とか。
本当に様々です。
最近はこういう人たちの生活の仕方がドキュメンタリー形式のTVになっていて。
REDNECKの生活を放映すると人気なようです。
今までの視点と違う、新しい生活を模索をしたいとアメリカ人も思っているのかも知れません。
便利になって、物を持っても、生きがいってなんだろう?
と心の満足感を感じられない生き方をしている人が多いのでは?
と思います。
自分の生き方に誇りを持つ
自分の生き方とは違っても、それぞれ自分の選択に誇りをもっている。
楽しんで人生を謳歌しているんです。
別に人に迷惑かけてないでしょう?ってかんじで自分流を貫く。
周りも別にそれはそれでいいんじゃない?という感じなので、とても楽です。
他人の目を気にするという感覚がありません。
堂々としていて、それぞれ面白い生き方です。
へりくだったところがありません。
全てを包み込んで、受け入れてくれるアメリカ
うまく調和して、皆生きています。
皆と同じでないと協調できないなんて思い込みだ!
この国に来て分かりました。
自分が幸せだと思える人生を生きるのが成功。
他人の生活を評価したりすることに躍起になったりしないと思うんです。
人生の無駄ですもんね。
アメリカでは” こう生きなければいけない。” という呪縛がありません。
自分で責任を取れればあなたの人生なのだから、それでいいんじゃない?
って感じでお互いを尊重しあえる。
こうやって生き方も自由なら、発想も自由になりますよね。
あなたは自分の人生、自由に生きてますか?